治療一覧

レーザー光凝固手術

レーザー光凝固手術
レーザー光線による熱作用を利用し、網膜や虹彩を治療することができます。痛みもほとんどなく外来で処置することができます。 対象疾患は、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、中心性網脈絡膜症、網膜剥離裂孔、緑内障などがあります。 当院ではアルゴンレーザーを用いた光凝固装置で治療しています。

涙点プラグ

涙点プラグ
涙は眼の表面を守る大切な働きをしています。涙が不足したりパソコン作業でまばたきが減ると、眼の表面が乾燥して、眼が疲れる、ゴロゴロする、眼が開けにくいなど、不愉快な症状が起こります。これをドライアイといいます。 軽症の場合は点眼薬で治療します。それでも症状が改善しない方には、涙点プラグによる治療をおすすめしています。 涙は上まぶたにある涙腺で作られ、眼の表面を潤した後、目頭の眼の縁にあいている涙点から排出され、鼻腔へと流れています。
涙点プラグ
このプラグが装着された、専用の使い捨ての器具を用いて、涙点にプラグを挿入いたします。涙の排泄口に栓をするようなことになり、涙の排泄を減らし乾燥症状を改善させることができます。
涙点プラグ
涙点プラグの挿入は簡単に外来で行うことができます。目薬で麻酔をした後、5分程度で終了します。 涙点プラグの治療にかかる費用は、約4,000円(3割負担の場合)程度です。ドライアイでお悩みの方は是非ご相談ください。

白内障手術

白内障手術について

白内障手術について
平成元年の開院以来、白内障手術および眼内レンズ挿入を日帰り手術で行っておりましたが、諸般の事情により平成11年より白内障手術は行っておりません。 白内障手術が必要になった患者様は、ご相談の上、手術をしている医療機関に紹介させていただき、手術終了後、術後の経過を見させていただいております。 ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

白内障の手術時期について

基本的には、患者様ご本人が見えにくくなって、仕事や日常生活に不自由を感じるようになった時がその方にとっての手術時期と考えてください。患者様によって手術時期には早い遅いの個人差があります。

白内障手術の受け方

1.数日間入院して手術を受ける 従来のやり方で、片目で5日から1週間、両目で10日から2週間の入院になります。 全身疾患(糖尿病、心臓疾患)のある方や、足元が弱っている方は入院された方が良いでしょう。 2.1日短期入院で手術を受ける しばらく入院するほどではないが、手術を受けた晩から翌日まで入院した方が気分的に安心するという方は1日入院が良いでしょう。 3.日帰り手術で受ける 特に全身的に問題なく、慣れた自宅で過ごすのが良い方は日帰り手術で受けられたら良いでしょう。基本的に現在の手術は、以前に比べて非常に小さな切開創で行いますので、術後の安静養生は必要ではなくなっています。日帰り手術で合併症が起こりやすいと言うことはありません。 患者様とご相談の上、ご希望の医療機関があればそちらに紹介いたします。特にご希望がなければ、入院の場合は国立大阪病院、日帰り手術の場合は四つ橋にある坪井眼科(個人の眼科ですが、先進的な医療を行っておられ手術症例が非常に多い眼科)に紹介いたします。